CNCルータの組立後
組立の様子は別サイトでたくさん紹介されているのでそちらをご参考になさってください。(もう既に組みあがっているもので・・。^^;
当時の感想としては意外としっかりとした構造になっていると思いました。
フレーム、ベッドはすべてアルミニウムです。
xy軸のネジはボールねじではないですが、がたつきもなく精度もよさげかなと。
強いて言えばスピンドル(ステッピングモーター)部のホールド部が樹脂ってところが少し残念。
まず軽い切削なら問題はないです。
もう少しランクの上のものでオールアルミニウムってものが最近販売されたみたいです。
ゴリゴリ削る派にはそちらの方をお勧めします。
この機種にした訳は
CNCルータはこの3018PROVerの他にも沢山出ています。
私がこの機種にしたのはオフラインコントローラ、リミットスイッチ、Z軸プローブが搭載されていたからですね。
しかしながらオフラインコントローラはパソコン側と同時接続できませんので結局使わずじまいとなっております。
リミットスイッチは有難い機能です。
最初のうちは原点設定やプログラム間違いなどで、暴走する可能性が非常に高いです。
リミットスイッチは機械を加工範囲外に行くまでにアラームで停止してくれます。
アラーム解除後に再加工することも出来ます。
ここは初心者にとって非常に心強い機能ですね。
後から取り付けできるようですが、
個人的にはZ軸プローブはもはや無くてはならない機能です。
ビットの先端情報を設定しなければなりません。いわゆるZ軸の原点設定です。
この機種では被削材の上にプローブを置き、スピンドルを真上に持ってきます。ビットにクリップ止め、パソコン側でZ軸プローブボタンを押すだけです。自動でビット(スピンドル)が降りてきて数値が入り、止まります。
他の機種は先端を被削材と接触するギリギリのところでZ数値を0にするといった手順です。
慣れればこれでも問題ないと思います。
製品仕様
1.ソフトウェア:Grblcontrol (Candle)
付属のUSBの中に入ってます。最新版が欲しいかたはgithubで入手してください。
後からアップデートできますのでとりあえずUSB中にあるものを使ってもらえればいいかなと。
2.加工領域:300×180×45mm(10.2×6.1×1.4″)
加工領域が300mmx180mmなので製品名が3018となっています。
XYの加工領域はリミットスイッチが効くまでの範囲で言うと約260×155です。
Z軸45mmは被削材と工具の長さ、突き出し量によって大幅に変わります。
ミニバイスなんかを搭載すると薄っぺらいものしか削れないです。
3.フレーム、ベッド:アルミニウム
4.Z軸コンポーネント素材:ABS樹脂
5.スピンドル:755モーター、12V~24V,10000RPM
空運転時はそれほど音は気にならないです。
削り出すと途端に音が出ます。アクリルカバーが別途販売されているので切り屑飛散(悲惨)問題等を考慮して購入することをお勧めいします。(私も後から購入しました)
スピンドル回転数はパソコン側(GRBLコントロール)から段階的に変速可能です。
音の変化が心地いいです。♪
6.彫刻ビット:先端0.1mm、角度20°、直径3.175mm
コレットも1個付属しています。
ステッピングモーターの画像に写っていますがこのビットかなり細いです。
細い線や細い文字を彫刻するくらいしか出来ません。細い線加工がしたいという方もおられると思いますが。
コレットは1mm~7mmの7個セットで\2,000程で売っているので、入手した方が加工バリエーションの幅が広がりますよ。
7.対応OS:WindowsXP,Windows7,Windows8,Windows10,Linux,MacOS
CNCルータ3018PROVerを購入してから1年が。
CNCルータ3018PROVerを購入してから1年が経ってしまいました。
加工して→加工動画を上げて→webサイトで機械の紹介と加工内容を、、、。
といった予定だったのですが。
次回もルータの記事です。