彫刻プログラム⑥ Fusion360 ポケット加工 リンクの設定

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ツールパスに入るまでの動作を設定します。

高さの設定、パス、形状すべてに直結しています。

特に変更しなければいけない所は無いですが、それぞれの機能を簡単に説明します。

高速送りモード

通常は全ての軸において早送り指定が有効となっていますが、ある特定の軸のみ切削送りに設定したい場合に選択できます。

早送り退避を許可

退避動作で早送りの設定となります。

セーフ距離

退避動作の工具とパーツの間の最短距離を設定できます。

2mmと設定すると、工具とパーツの距離を2mm以上開けて退避パスを出します。

工具退避動作無効

チェックを入れると、退避動作を無効にする距離を設定できます。

入力された値以下の距離の場合は退避動作を行いません。

リフト高さ

パス内の高さ再配置点

一度上昇し、設定した数値まで降下します。

進入動作

パスの進入動作を設定します。

  • 水平進入半径
  • 進入内角度
  • 直線進入距離
  • 垂直

円弧に対して垂直に進入します。

水平進入半径の値が大きく、直線進入ができない場合に設定します。

  • 垂直進入半径

垂直方向から円弧で進入させる場合の半径を設定できます。

進入動作からツールパスまでの工具移動が円滑となります。

退出

進入と同じ動作にしたい場合はチェックします。

ランプタイプ

  • らせん

  円弧を描きながら降下していきます。

  • ランプ角度

  2度で設定した場合は2度のらせんを描きながら降下します。

  • 最大ランプ切り込みピッチ

  ランプ輪郭1回転あたりの最大切り込み量を設定できます。

  • ランプ除去高さ

  らせんが開始される高さです。トップ高さからの距離になります。

  • ランプ放射状移動

  輪郭までの最小距離です。

  • らせんランプ直径

  らせんの最大直径を指定できます。

  値を工具直径よりも大きくするとボスが残ります。

  • 最小ランプ直径

  反対にらせんの最小直径を指定できます。

ランプタイプは他にもたくさんあります。

今回は特に使用する「らせん」を紹介しました。

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